10年ぶりに「アイドルの現場」に入った話 [NCT127 6/25 @京セラドーム]

 

昨日、大人になってから初めて、推しのコンサートに行ってきた。

いわゆる「アイドルの現場」というやつだ。

高1のときに、推し(当時は「担当」と呼んでいた)が出る舞台を見に東京に遠征したのが最後。

10年近くのブランクを経て、「会いたい!」と思わせる推しができた。

 

沼落ちしたのが今年の3月で、

日本で初のドームツアーをすることを知って

一般発売ギリギリで申し込んでチケットを手に入れた。

当選してからは「すべては6月25日のために」と、

この日に照準を合わせて、服や髪やまつ毛や爪やダイエットや、ありとあらゆるものを準備してきた。

こんな経験も久しぶりでたのしかった。

 

何よりも、当日まで席がどこなのかわからないという

10年前とはまったく違うドキドキ感。

コンサートの運命は席で決まるといっても過言ではないのに、

それが開演数時間前の入場時までわからないのだ。

当日、どんな気持ちになるのかまったく想像がつかない日というのは

不思議な気持ちになるもので、毎日ふわふわそわそわしていた。

 

私たちの席はスタンドの2階だった。

天井席ではないにしろ、肉眼でメンバーを判別するのは難しい位置だった。

お店まで行ってめちゃくちゃ買うか迷った双眼鏡、買ってよかった~~と心から思った。

 

私にとっての推しは、画面の中での存在で、

かっこいいパフォーマンスもバラエティでのかわいい姿も

プライベートのようすを共有してくれるSNSもすべて、携帯やパソコンの画面を通して眺めていた。

そうする中で本当にいろんな気持ちになって、推しへの愛や尊さを醸成していた。

いわば、私から推しへの一方通行のまなざし。

推しからのベクトルがこちらに向くことは(ほぼ)ない。

 

それがごく当たり前の日常なのだけど、

コンサートとなると話はちがう。

推しと私、双方向のベクトルがぶつかり交わる空間だ。

それはとんでもない非日常で、

そんなことが起こりうるということ自体 にわかには信じがたいくらいなのだが、

アイドルの現場とはそういうものである。

推しからペンサ(ファンサービスのこと。目線やお手振り、指差しなど)をもらえたり、

推しの実存をこの目で確かめたり、

推しの一挙手一投足を誰の何のフィルターを通すこともなく観察したりできるものなのだ。

 

こうしたコンサートへの認識のもと、当日与えられた席についた。

お世辞にも「会った」とは言えない距離感で、

最後まで推しの目線がこちらに向くことはなかった。

アリーナと1階スタンドで完結された世界を眺める、第二の世界にいた。

結局、肉眼で感じることのできない推しの実存を、

双眼鏡と大画面越しになんとか感じとるので精一杯だった。

 

一般販売で買ったチケットにそこまで期待するのがそもそもお門違いだったのかもしれないけれど、

期待値や理想が高かった分、やっぱり残念な気持ちは拭えない。

これは正直にそう思ったと記しておきたい。

 

 

ただ、コンサートでしか味わえない感情にいっぱいなったのも紛れもない事実。

 

双眼鏡で見つける前に、推しのパートになり声が聞こえてきてアセアセドギマギする感じとか

(1曲目・Kick it、マークパートの2番あたままで時間的余裕があったはずなのに、

精神的余裕が皆無だったためほんとうにアワアワした

「あ、どこ見よ、何で見よ、うわ双眼鏡ピント合ってないやん、えっマク全然赤髪ちゃうやん」だった)

 

歌、ラップ、ダンス、顔、スタイルすべて、YouTubeとまったく同じで、

同じ空間にいるのか疑わしくなるレベルのクオリティーだったこととか

(全メンバーほんとうに「被せじゃないよな?え生歌でこれ?CD食べてる?」のスキルお化けだった)

 

「板の上で照明を浴びてパフォーマンスする人間を見ると泣いてしまう癖(へき)」を持つ私が

もちろん今回もご多分に漏れずその癖を発現させていたこととか

(このステージに立つまでの鍛錬の日々に思いを馳せては泣き、

ドームで見るとすごくちっぽけに見える身体に4万人のまなざしと思いを背負って立っていることに感謝と申し訳なさ、母性がぐちゃぐちゃになって泣き、

彼らがアイドルという道を選んだその歴史や過程を振り返って泣き(特にテイル、ヘチャン、マーク)、

長男とマンネという最高なケミ・イルドンのユニット曲で「マジで一生一緒にいてくれや。。」と思いながら泣き、

ドヨンの切実でちょっと痛ましいくらいのまっすぐな愛情表現とそれがのった歌声にギャン泣き、

マクの手紙の「本当にステージが好きで…(うろ覚え)」のくだりで泣き、

ドヨンのメントで「ユタヒョンの故郷で公演ができてよかった、ユタヒョンいつもありがとう(うろ覚え)」からのユタがハグしようとドヨンに近づくと「ダメダメ、泣いちゃうから来ないで」でダバ泣き(そのあとユタが「ほんとね、ドヨンってすごいよね」って言っててマジ愛しかなかった)(ちなその後全員で集まってムギューーてハグし解散直後ユタが「みんなちょっとベタベタやな(笑)」て言ってたのと、ヘチャンが「すえっこ」て言いながら寄っていったの、特大母性爆発した)、

ジャニの「みなさん想像してみてください、自分が生まれ育った街で、こんなにたくさんの人の前で公演できるのって、どれだけ胸がいっぱいでしょうか?(うろ覚え)」で咽び泣き、

最後の最後、通常はセンターのテヨンがユタと場所交換したおかげで幕閉まるギリギリまでユタがみんなといれて、「ありがとーーーー!!!」て叫んで画面にぬかれたユタがマジ満面の笑みだったのでおかわり泣き、

今これ書きながら泣きじゃくってる)

 

マジで忘れたくない感情ばっかりで、

こんな気持ちにさせてくれてありがとうの気持ちでいっぱい。。

現場の蜜の味を知ってしまったので私、またしばらく沼から抜け出せそうにありません。。

ほんっっっっとに楽しみにしてたから、終わってしまってめちゃめちゃさみしいけれど、

莫大な量の画面越しの供給を拝受しながら、また会える日を楽しみに毎日過ごします!

マクの誕生日のペンミ行きテーーーーーーSM TOWNも行きてえ。。

 

 

 

 

さて、以下はほんとうになんてことない記憶の記録です(思い出し次第随時追記してます)

 

・テイルさんが画面にぬかれるたびに🥺この顔になってたハルちゃんとわたし

・にしてもテイルさん最強ビジュアルだったな。。あの前髪にスタイリングしてくれたメイクヌナに献金

・ジェヒョンパートになるたびにどよめく会場

マクドンモーメントが何回かあって心がわやくちゃだった

・テヨンのソロで、素肌にレザーのベストで下から風が吹いてきたときはさすがに「T.M. Revolution❗️」て言うた

・ジャニソロの際どさについては聞いていたので動じなかったんですが、テヨンソロでバーーーン!脱いだときは普通に後ろにのけぞってしまった 聞いてない

・そこから私は誰かが露出するたびに「服着なよ❗️」と言うおばさんになった

・ジョンウが最後の方ずっと奇声発しててありがためんこワンコだった🐶

・TOUCHのキタコレ感 今日起きたとき夢の中でずっとTOUCH流れてたことに気づいて泣いた(ほんとに泣いた)

・ジェヒョン、顔やスタイルが取り沙汰されがちだがマッッッッジで歌がうまい 耳がもげた(?)

・ユタのソロ、そこまで赤西仁でなはい

・というかユタも普通にめちゃくちゃ歌がうまい みんな安定感抜群すぎて逆に困惑

・デェ好きBring The Noiseが始まった瞬間低音がすごすぎて下腹部がうずいた

・「実は、自分がかわいいってことを知らなくて…」「でもこの間の東京で、ちょーーーっとだけ感じました!」「どうですか?ぼくかわいかったですか?」(シズニ拍手)「アラヨ~😉(=わかってますよ)」な、ヘチャン(もう着いていけません)(完敗&乾杯)

・ヘチャン、絶対に間違えたくなくて用意した日本語メントのカンペを見ようとすると一斉に隠しにくるヒョンたち(ラヴ)

・それまでわりとみんな真面目な話してたから、急にリズム変えたヘチャンはできる子だね。。

・ドヨンが話すたびにテヨンが茶々入れまくってて、終始ドテドテしてた

・今回のコンサートで、ジャニがマジもんのエンターテイナーだということを肌身で感じて胸がいっぱいだった 好きです

・韓国語しゃべってた場面が思い出せないくらい、ずっと日本語で(しかも流暢な)しゃべってくれたドヨン(涙ダバダバ)

・さっき更新してたインスタも全部日本語だった(ダバダバダバダバ)

・終演直後のハルちゃん開口一番「えっ正直言ってアカネさん、テイリぴょんに惚れたでしょ」

・てるピッピは泣きじゃくる私をにやにやしながら見てきて(やめて)、テヨンのカリスマ性にくらってました

・最後のメントがジャニにまわってきたときにすかさず他のメンバーが「ジャーニ👏ジャーニ👏」→マクがボイパはじめる(上手い)→ジャニ、ノリノリでヒット打ってくれる

・ジャニ「僕はいつまでこの子たちと遊んであげなきゃいけないんでしょうか?(ニコニコ)」マジで、、アッパ、、すき、、、

・テヨンが最前にいたエギとジャンケンで負けたのでタオルか何かをプレゼントしてて、テヨン「これからの公演では毎回これやります❗️(うろ覚え)」→ジャニ「そしたら全員がこうなりますね(ジャンケン待ちのグー突き出したポーズ)」てコミカルに返してて、すべてを受け止めおもしろ楽しくさせる能力。。あんた最高のエンターテイナーだよ。。となった

・円周で客席見ながら歌ってて泣きそうになったけど、咄嗟に振り向いて耐えましたと教えてくれたユンオさん

・カメラさん?通訳さん?テヨン?と息が合わなくて、喋り終わった後もずっとが大画面にぬかれつづけていて3秒くらい真顔で無言のテイルさん、「はいっ!!!!」で強制終了したのおもろかた メンバーから「終わりですか?」とか聞かれまくってて「終わり!!!!!」で終わらせたのもかわいかた

・ヘチャン、喋り終わる度に「っ、ヘヘッ😌」ってするのなんやったんあれ

・ヘチャンもそうだけど、テヨンは「いま自分が何をすれば喜んでもらえるか」ということを熟知してる生粋のアイドルタイプなのだなと、、パフォーマンスとMCの身のこなしを見て思いました、、対照的なのがアーティスト気質のマクという、、(サイコ~)マクドンもマクヨンも最高のケミだよ、、サランへ、、

・最後のメントで、一通りしゃべってから「みなさんほんとに、ありがとうございましたぼくはジョンウです‼️」て早口で自己紹介して締めたキムジョンウ

・マクの「風邪に気をつけてくださーーーい!」めんこかったな。。

 

 

 

…と、また記憶の破片が出てくるかもしれないけれど、

今回はいったんここまでにしておこっと

ウリチル、明日くらいはゆっくり大阪観光させてもらえるといいな。。。

 

 

おしまい